第3章
まず、ここ↓のしんへいの04.2.24(Tue)の日記を読んで下さい
http://www12.ocn.ne.jp/~pps/04_02.html
↑ちゃんと読んできましたか?
ちゃんと読まないとここからの話についていけませんよ!
ちゃんと読んだ人だけこれより先を読んで下さい。
しんへいは、いつものようにアニメイトに来ていた。(↑のリンク先を参照)
そしてCDショップ(某SS堂)で目的を達成した彼は、
また例の駐車場の方に歩いていった。
どうやらここでケンカ相手を見つけるのが彼の日課のようである。
そこにバイクに乗ったアフロがやって来た!
アフロはバイクを駐車場に止め、しんへいが居る方向に歩いて来た。
「やべっ、アフロじゃん、こんなとこ見られたらまずいな」
とっさに身を隠すしんへいだが・・・
ガチャ〜ン!
慌てて後ろに止めていたチャリにつまずいた。
その音に気がついたアフロが「あんた2学のしんへいだろ?」と声をかけた。
しんへい「そう言うお前は1学のアフロだろ?」
しんへい「丁度いい機会だ。俺とタイマン勝負しろ!」
アフロ「それはいいけどさ〜 あんたが踏んずけちゃってる"それ" 良いのかい? 大事な物じゃないのか?」
アフロにそう言われ、しんへいは自分の足元を確認した。
あ〜〜〜〜!
先ほどアニメイトで購入した買い物袋を見事に踏んずけていた。
しんへいは、慌てて袋から中身を取り出し、
TVアニメ「光と水のダフネ」オープニングテーマ「明日のBlue
wing」
のCDに傷が入っていないかチェックしだした。
「明日のBlue
wing・・・か」
アフロがそのCDのタイトルに気がつき
「あんたアニメお宅なのか?」としんへいに言った。
「いや・・、これは・・・、その・・・」と
しんへいは言葉に詰まりながらも
「実は妹に頼まれてだな・・・」などと言ってごまかし、
大事そうにカバンに収め
「んなぁこたぁ、どうでもいいんだよ! 覚悟しなアフロ!」
そう言ってアフロに殴りかかった。
アフロも1学きっての悪だけあって、さすがにしんへいのパンチは空をきる。
しんへいの凄まじいパンチのラッシュを巧みな身のこなしで交わしていくアフロ
と、その時
アフロの学ランの内ポケットから何かがポロリと落ちた
地面に落ちたそれにしんへいの目がいった。
それはしんへいが↑のリンク先で探していたあの
「ながされて藍蘭島」のドラマCDだった。
(↑のリンク先を読んでない人にはなんの話しだか分からないと思います。)
おお〜〜〜!「ながされて藍蘭島」じゃないか!!
「お前どこでこれを仕入れた!」
根っからのアニメソング好きなしんへいは我を忘れ、アフロに問いかけた。
アフロ「さっき隣町のレコード屋にあったぞ」
しんへい「なに〜! そんなとこにあったのか!!」
アフロ「何だ、あんたも好きなのかこれ?」
しんへい「好きなんてもんじゃね〜! こいつを手に入れないと俺は一生後悔する!」
「? アフロ、お前も好きなのか? アニメソング」
アフロ「実は・・・・かなり好きだな。 ヒカルの碁は全曲持っている」
しんへい「あのシリーズは確かにイイ! テニプリも俺は好きだな〜」
アフロ「テニプリも確かにイイよな〜」
しんへい「だろ! 他にもアニメソングってイイ曲一杯あるよな!」
アフロ「うんうん!」
この二人がその後、こ1時間ぐらいアニメソングの話題で盛り上がった事は言うまでも無い。
それから二人はアフロのバイクで場所を移動し
カラオケ屋で2人してアニメソングを3時間程歌いまくっていた。